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ディスクのデバイス名(/dev/sd?)を固定する |
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通常の起動ではディスクのデバイス名はデバイス接続の順番になることが
ほとんどであるけれど,休止から復帰などの際に順番が変わることがある. その際の不具合を避けるためには,/etc/fstab や hibernate の記録先 swap のディスク指定をUUID等の固定デバイス名で行うのがベストなのでしょうけれど, 順番になっていると確認せずに /dev/sd?# をつい使ってしまうなど 指定ミスを回避するためには, デバイス名の順番を固定できた方が便利だと思う. 以下の様な udev での制御で(順番通りに)固定できた. /etc/udev/rules.d/70-persistent-disk.rules に以下を記述 KERNEL=="sd*", ENV{ID_PATH}=="pci-0000:00:1f.2-ata-1.0", NAME="sda%n" KERNEL=="sd*", ENV{ID_PATH}=="pci-0000:00:1f.2-ata-2.0", NAME="sdb%n" ※ pci-### は 使用端末の /dev/disk/by-path/ で確認. ENV{ID_SERIAL} で指定するのも良い./dev/disk/by-id/ で確認. udevadm info --query=all --name=/dev/sd* でも確認できる うまくいったと思っていたけど,休止からの復帰で固定できない時があった. やはり,ディスクやパーティションの指定にはUUID等を使うのが正解なのだろう... SYMLINK+="***\n" でリンクつけすれば,変わることがない.これを利用してもよいかも. |
cannaserver |
ローカルのかんなサーバにアクセスする際,
以前は /tmp/.iroha_unix/IROHA だったのが,
/run/canna/IROHA に変更されてた.(openSUSE 15.4で確認) もし yc.el とかでかんなが使えなくなったら,アクセス先を確認してみるとよい. yc.elは,ついでに少し補正したので差分をアップ. 386c386 < :remote "/tmp/.iroha_unix/IROHA") --- > :remote "/run/canna/IROHA") 396c396 < (process-kill-without-query yc-server) --- > (set-process-query-on-exit-flag yc-server nil) 2074c2074 < (defun yc-yomi (&optional idx &optional cut) --- > (defun yc-yomi (&optional idx cut) |
Resizable BAR/Smart Access Memory を有効に |
MBの設定で
"Resizable BAR" や "Above 4G Decoding"
を有効にしても使えない場合,ドライバやGPUのvBIOSのバージョンを確認する. 有効になっているかどうかは, nvidia-smi -q の "BAR1 Memory Usage" の Total が 256 MiB より大きく(GPU搭載メモリの容量に)なっているかで確認できる.
ZOTAC製GPU: vBIOSのバージョンが同じでも中身が違うものがある. |
NVIDIA GPU: resource sanity check のログ |
systemd journal に
{日時} {ホスト名} kernel: resource sanity check: requesting [mem 0x000c0000-0x000fffff], which spans more than PCI Bus 0000:00 [mem 0x000e0000-0x000e3fff window] "Resizable BAR" 有効でも, "resource sanity check" が出る場合は, ドライバのバージョンを更に新しくするとよい.(fixed!?)
GeForce RTX 3090 で対応バージョンを確認 |
KVM |
ハードをアップグレードした際,KVMが動かなくなった場合. BIOSでvmxを有効にしないといけない. |